都心から1時間弱。
千葉県にある絶景ポイント「鋸山の地獄のぞき」を訪れました。
鋸山は「のこぎりやま」と読みます。
千葉県にはいくつもの絶景ポイントがあります。
昨年はInstagramで話題となった濃溝の滝にも行ってきましたが、鋸山の地獄のぞきは濃溝の滝よりは電車で簡単にアクセスできる場所にあります。
鋸山(地獄のぞき)への電車とバスでの行き方
鋸山へ電車で行く場合の最寄駅はJR内房線の浜金谷駅(はまかなや)となります。
千葉駅や木更津駅から浜金谷駅に向かう電車は大体1時間に1本なので、時刻表をよく確認しておいた方がいいです。
尚、神奈川方面にお住まいの方で車以外で行く場合は、川崎駅から出ているアクアラインを通る高速バスを利用して木更津駅まで行くほうが電車よりも早いです。
川崎駅から木更津駅までの所要時間は約1時間となっていてSuicaで乗車料金を支払うことも出来ます。
木更津~(海ほたる経由)~川崎線 | 小湊鐵道【バス運賃・時刻表案内】
バスで木更津駅まで行く場合は、木更津駅から浜金谷駅行きの電車の時刻をよく確認しておきましょう。
接続を考慮しないと、木更津駅で結構待ち時間が発生してしまいます。
浜金谷駅はホームから駅舎まで歩道橋があるのですが、そこからは鋸山が見えます。
駅構内にはちょっとした休憩室と自販機があります。
浜金谷駅を出てすぐに周辺の地図が描かれた看板がありました。
浜金谷駅から鋸山ロープウェーは徒歩5分で途中には孤独のグルメで紹介された定食屋さんもある
電車やバスで浜金谷駅に来た場合、鋸山に登るのに1番楽なのがロープウェーを使う方法です。
ロープウェーの駅までは浜金谷駅から徒歩5分ほどです。
浜金谷駅周辺にはあまりお店はありませんが、ロープウェーの駅に向かう途中にいくつか定食屋さんがあって、孤独のグルメでも取り上げられたアジフライ定食のお店があります。
鋸山ロープウェーまでの間には案内看板が2箇所あったので、特に迷うことは無かったです。
鋸山ロープウェー
鋸山ロープウェーには駐車場もあります。
車で鋸山に来る場合は、ロープウェーを使わないルートもありますが、展望台まで一気に行きたい場合はロープウェーを使った方が楽です。
鋸山ロープウェーの営業時間は午前9時から午後5時までとなっています。
尚、冬の時期は午後4時までの営業となっているので最終便に乗り遅れないよう注意しましょう。
駅に入って左側に切符売場があります。
大人は片道500円、往復で930円となっています。
売店は意外に賑わっている
鋸山ロープウェーの駅にはちょっとした売店もあります。
週末に行きましたが、結構外国人の方もいて賑わっていました。
ロープウェーに乗って、約4分で山頂駅に到着します。
山頂駅には食堂もあります。
ロープウェイの山頂駅付近は野良猫スポット
駅から少し出たところには5匹ぐらいの猫がたむろってました。
誰かが連れてきたのでしょうかね~
鋸山ロープウェーから地獄のぞきまでの所要時間
鋸山ロープウェー山頂駅から目的の地獄のぞきまでは往復で約40分、巨大な大仏までは往復で1時間半かかります。
鋸山の全体地図は以下のようになっています。
全体を通じて上りと下りが入り混じっており、全てを見て回るにはかなりの体力が必要となります。
鋸山展望台からの景色
鋸山ロープウェーで行った場合には、すぐ上に展望台があるので、まずは展望台からの景色を堪能しましょう。
地獄のぞきに向かう
ロープウェーの駅から地獄のぞきに向かう道は、こんな感じ。
下りと上りが混ざっているので、結構体力を消費します。
デコボコしているので、歩きやすい靴を選びましょう。
また、雨の日などは避けた方がいいと思います。
地獄のぞきに向かうには、日本寺への拝観料を払う必要があります。
大人で600円となっています。
地獄のぞきへの道に入れるのは午前8時から午後5時までとなっています。
百尺観音と地獄のぞきの分かれ道
拝観料を払って先に進むと、百尺観音と地獄のぞきへの分かれ道が登場します。
まずは左側の道に進んで百尺観音を見てみます。
分かれ道から徒歩数分で百尺観音さまのお出ましです。
そして、上を見上げると今回の目的地である地獄のぞきが見えます。
来た道を戻って地獄のぞきを目指して登っていきます。
すると、地獄のぞきの写真でよく見る光景が見えてきます!
ここで、複数人で来ている方なんかは、地獄のぞきに立っている家族や友人、彼氏・彼女を撮影していましたね。
更に少し進むといよいよ地獄のぞきです。
地獄のぞきの場所に向かうには下の写真では伝わらないと思いますが、若い人でも手すりに捕まらないと登れないようなところを通っていく必要があります。
ここは登るよりも下る方が大変でというか怖かった。。
地獄のぞきから下を望むと、先ほどの百尺観音のところが見えます。
そして地獄のぞきを撮影している人々。
上で掲載した地獄のぞきの写真はここから撮影したものになります。
今回夏場に行きましたが、汗びっしょりで着替えを持って行って良かったです。
若いカップルの方も多かったですし、アジア系、欧州系の方も多く千葉県の中でも人気の場所となっていると感じました。
地獄のぞきの場所自体は高所恐怖症の自覚が無かった自分自身も少し怖かったので、高所恐怖症の方にはあまりお勧めできないです。
都心からだと約1時間で行ける場所なので、日帰りで絶景を満喫したいという方は行ってみてはどうでしょうか?