2017年8月18日、秘境駅の名付け親である牛山隆信氏のサイトで公開されている秘境駅ランキングで第112位に登場する「塔のへつり駅」を訪問してきました。
塔のへつり駅は、有名な観光地である塔のへつりの最寄駅で、会津鉄道線の駅になります。
会津鉄道は会津若松駅から会津田島駅を走っているローカル鉄道で、会津若松駅から塔のへつり駅までは約40分、会津田島駅からは約30分の乗車時間となっています。
列車本数は秘境駅のわりに多く、会津若松方面が1時間に1本、会津田島方面も1時間に1本あります。
塔のへつり駅と駅舎の外観
塔のへつり駅のホームはローカル線標準的なデザインとなっています。
会津若松方面には、すぐ踏切と道があり、塔のへつりの駐車場へとつながっています。
ホーム上には駅舎はなく、ホームから降りたところに駅舎が立っています。
塔のへつり駅は、無人駅ですが、駅舎前には自販機以外に会津鉄道の運行情報が表示されている端末が用意されているので、平常通り運行されているのかを確認することが出来ます。
駅舎内にはコインロッカーとトイレあり
塔のへつり駅の駅舎の中は、ローカル線の無人駅とは思えない充実ぶりとなっていて、コインロッカーが12個備わっています。
観光地という事で、コインロッカー設置の要望があったのでしょうね。
コインロッカーの反対側には洋式トレイが1個あります。
トイレはウォシュレット付きで、とてもキレイに清掃されていました。
謎の両替機
駅舎の端っこには両替機があります。
会津鉄道では他のローカル鉄道同様、運賃箱に料金を入れるのですが、細かい金額が無い場合は、車両備え付けの両替機に両替を行います。
それと同じものが駅舎の中にあるのかなと思ったのですが、実際に使ってみると違いました。
どう違うと言うと、この両替機は1000円の両替専用で、尚且つ両替は500円玉へのみとなっています。
即ち500円玉2枚に両替されるだけなんです。
500円玉2枚に両替する意味ってなんでしょう?
因みに、塔のへつりで500円玉を使う機会はありませんでした。