東京から新潟へ行くのに先日はじめて上越新幹線を利用しました。
上越新幹線といえば、2階建ての新幹線E4系が特徴ですよね。
この上越新幹線には以下のように全部で4つの呼び名があります。
- とき
- たにがわ
- MAXとき
- MAXたにがわ
今回はこれらの違いについて解説していきます。
尚、これらどれに乗車しても料金に違いはありません。
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目次
「とき」と「たにがわ」の違い
「とき」と「たにがわ」の違いは、行き先と停車駅の違いとなります。
まとめると、以下のようになります。
- とき・MAXとき:東京駅から新潟駅までを運行。途中通過駅あり
- たにがわ・MAXたにがわ:東京駅から越後湯沢駅まで運行の各駅停車
そのため、越後湯沢駅より以北の燕三条や長岡、新潟まで行きたい場合はとき号かMAXとき号に乗車してください。
また、たにがわ号は各駅停車なので、早く移動したい場合も、とき号に乗車した方が移動時間が短くすみます。
上越新幹線の停車駅
- 東京駅
- 上野駅
- 大宮駅
- 熊谷駅(くまがや)
- 本庄早稲田駅(ほんじょうわせだ)
- 高崎駅
- 上毛高原駅(じょうもうこうげん)
- 越後湯沢駅
- ガーラ湯沢駅 ※12月から翌年4月までの冬季期間のみ営業
- 浦佐駅(うらさ)
- 長岡駅
- 燕三条駅(つばめさんじょう)
- 新潟駅
MAX号とは
「とき」と「たにがわ」の違いが理解できたところで、次はMAX号とそれ以外の新幹線の違いについて解説していきます。
簡単にいうと、2階建て新幹線のE4系がMAX号となります。
MAXという表記がない上越新幹線は、他の新幹線同様1階建ての新幹線になります。
こちらはE2系が現在採用されています。
2階建て新幹線は2021年3月で廃止
MAX号で採用されている上越新幹線の顔ともいえる2階建てのE4系新幹線は、2020年度(2021年3月)で廃止されることが決まっています。
廃止後は、北陸新幹線で使われているE7系へと置き換わりますので、2階建て新幹線に乗車できるうちに乗車してみましょう。
上越新幹線の路線一部は北陸新幹線と重なる
上越新幹線の運行区間のうち、東京から高崎の区間は北陸新幹線と同じ路線となっています。
具体的には、下記停車駅については上越新幹線でも北陸新幹線でも利用できます。
- 東京駅
- 上野駅
- 大宮駅
- 熊谷駅
- 本庄早稲田駅
- 高崎駅
北陸新幹線も、「はくたか」と「かがやき」などいくつかの違いがあるので、停車駅には注意してください。