富山観光した際に、高岡まで足を伸ばしてJR氷見線に乗車してきました。
氷見線に乗車した目的は、海沿いの絶景を眺められるのと、海に面した雨晴駅を訪れるためです。
雨晴駅は2018年春の青春18きっぷのポスターになった駅でもあります。
高岡駅から氷見線に乗車
高岡観光を終えて、今度はJR氷見線(ひみせん)で日本海と立山連峰の絶景が見える雨晴駅(あまはらし)を目指します。
事前にあまり下調べせずに、急遽雨晴へ行くことにしたのですが、時刻表を見てみると昼間は1時間から1時間半に1本という列車の本数。
帰りの列車も考慮すると、雨晴への滞在は数十分となりそうですが、東京からここまで来たのだからという気持ちで、行くことにしました。
しかし、この時刻表を見ると廃線の危機も感じてしまいます。
ただ、列車の本数は少ないですが、車内の座席は全て埋まっていて手すりに捕まって立っている乗客も多かったです。
特徴的なのは、高校生と思われる学生が多かったことですね。
沿線沿いに学校が多いのでしょうか。
氷見線車内からの景色
高岡から氷見行きの列車は、途中の越中国分駅を過ぎると海沿いを走ります。
海沿いを走る氷見線を含めた風景は人気で、撮影に訪れる人も多くいます。
海に面する駅として有名な雨晴駅
高岡駅から約20分、雨晴駅に到着しました。
通常ローカル線では下車するときに、運転士に切符を渡したり、料金を払いますが、雨晴駅は日中は無人駅ではないため、切符は駅で運営を委託されている地元の方に渡します。
駅からの絶景を撮影しよう
駅の中には反対側のホームへと渡る踏切がありますが、そこは撮影スポットとして人気で、駅からは天気が良ければ立山連峰と富山湾を眺めた絶景を眺めることができます。
また、高岡方面のホーム先端まで行くとより富山湾と立山連峰がキレイに見える景色になります。(私が訪れた日は曇り空だっため北アルプスはキレイに見えず残念)
駅舎と駅の内部
歴史を感じさせる駅舎の中に入ると、待合室があり、雨晴海岸や立山連峰の景色など色んな写真が額縁入れられて飾られています。
駅舎内には地方ローカル線の駅にしては珍しく切符売り場もあります。
JRから業務委託されている地元の方が対応されていて、帰りは、雨晴から富山行きの切符を購入しました。
切符といっても、通常の切符ではなくレシートのような乗車券になります。
雨晴駅を出てみると、駅周辺にはお店が2件ありましたが、営業しているかどうかは確認できませんでした。
ただ、2018年4月に雨晴駅から徒歩5分のところに新しく道の駅「雨晴」ができましたので、そこに行ってみるのをおすすめします。
道の駅「雨晴」の展望デッキから氷見線と立山連峰の景色を見る
JR氷見線雨晴駅から徒歩5分という近くに富山県内15番目となる道の駅が国道415号沿いに誕生しました。
2018年4月25日にオープンした「雨晴」には、カフェや各種ショップがあり、車で訪れた人や、氷見線で訪れた人が休憩するのに良い場所です。
個人的にオススメなのが2階と3階にある展望デッキです。
展望デッキからは、近くを走るJR氷見線と海に立山連峰を眺められる撮影スポットとして今後人気が出そうな立地です。
3階の展望デッキは、屋根で覆われているので不意の雨があった場合でもゆっくり外の景色を眺められます。
この新しい「道の駅 雨晴」の駐車場は39台分用意されていますが、土曜日の昼過ぎ14時ぐらいに訪れたときには満車でした。
近くに臨時駐車場を設けて対応していましたが、週末などの休みの日は車で行っても駐車できない危険性があります。
また、駐車待ちもできないので行かれるかたは事前に近くの駐車場などを探してから訪問した方が良さそうです。
「道の駅 雨晴」行きのバス
今回紹介した「道の駅 雨晴」には岩崎という加越能バスのバス停がありました。
時刻表を見てみると、1時間に1本くらいの運行状況となっていて、高岡駅からも行くことができます。
因みにバスの路線検索は、NAVITIMEを利用すると、便利です。
滞在時間わずか30分、忍者ハットリくん列車に乗車
JR氷見線は最初に紹介したように1時間から1時間半に1本の割合でしか列車がないので、1本を逃すと大変なことになります。
ということで、雨晴の滞在時間は次の高岡行き列車までの約30分という短い時間となりました。
先程紹介したバスをうまく利用すれば、もっと滞在できたかもしれませんが、今回はそこまで調べきれていなかったのが残念です。
帰りの列車は忍者ハットリくんが描かれた列車となっていました。
そういえば、車内アナウンスが忍者ハットリくんの声でしたね。
なんか縁があるのでしょうか?