世田谷区にある等々力渓谷は東京23区唯一の渓谷で、都心から電車で僅か30分ほどで行くことができる、自然豊かな日帰り観光スポットです。
ちょっとした時間が出来た時に、日常の忙しさを忘れて自然を満喫したい時に、等々力渓谷はお勧めのスポットです。
等々力渓谷への行き方
等々力渓谷は、東急大井町線で二子玉や自由が丘から電車で10分程度の等々力駅のすぐ近くにあります。
駅から徒歩2分ほどで下の写真のような入口に着くので、車を運転しない人でも気軽に行くことができます。
所要時間
等々力渓谷は全長1kmほどのこじんまりとした渓谷で、自然を満喫するだけならば30分ほどの時間があれば見て回れます。
ただ、等々力渓谷内には、お茶屋さんだったり、日本庭園に等々力不動尊本堂といった見所があるのでそれらを見てまわるならば、1時間程度は時間をみておいた方がいいです。
等々力渓谷の景色
今回は11月下旬ということでちょっと紅葉がはじまったぐらいの等々力渓谷を訪れました。
等々力渓谷の入口に隣接しているのが、赤いゴルフ橋です。
緑の自然の中に赤い橋が映えます。
ゴルフ橋は、元々この辺りが広大なゴルフ場があったことに由来していると看板にかかれていました。
等々力渓谷では、基本的に整備された遊歩道にそって自然の中を散策していきます。
少し進むと環八通りの橋が見えてきます。
等々力渓谷の上を通過する環八通り
環八通りの橋をくぐると、イタリア料理店「OTTO」への入口が右手に見えます。
休日は、等々力渓谷を訪れる人でランチタイムなどは行列が出来る時もあるので、事前に予約しておくのが良いでしょう。
更に遊歩道を進んでいくと、より川の近くを歩けるように遊歩道が整備されている場所があるので、水の流れを聞きながらリラックスできます。
遊歩道の途中には、川を横断できる部分があるので、あたかも川の上にいるような景色も楽しめます。
甘味処の雪月花と不動の滝
等々力渓谷の後半に差し掛かると、左手に滝とお茶屋さんが見えてきます。
お茶屋さんに入ろうと橋を渡ると、水の叩くような滝の音が聞こえます。
この滝は、不動の滝と呼ばれています。
お目当てのお茶屋さんは雪月花というお店で、抹茶やくず餅、あんみつやおしるこが500円で頂けます。
営業時間は通常は11時から16時までとなっていますが、12月の第3月曜日から3月中旬中は土日祝日のみの営業で、平日は営業していないので注意してください。
また、1月1日元旦から7日は(等々力不動尊境内にあるお茶屋さん「四季の花」の方で営業しています。
等々力不動尊本堂
雪月花の横にある登り階段を上がっていくと、等々力不動尊本堂があります。
等々力不動尊本堂への階段
等々力不動尊本堂
等々力不動尊本堂には、展望台があり、等々力渓谷の紅葉景色などを楽しむことが出来ます。
四季の花
等々力不動尊本堂内には、「四季の花」という先程の雪月花とは違ったお茶屋さんがあります。
ここでホットコーヒーと不動まんじゅう(合計200円)を頂きました。
空腹のお腹を少し満たしたら、先程の道を戻って、遊歩道へと戻ります。
日本庭園
等々力渓谷公園の遊歩道もいよいよ最後です。
遊歩道の最後にあるのが、日本庭園です。
等々力渓谷同様に入場は無料です。
庭園の規模は小さいですが、こういった日本庭園を見ると何故か心落ち着くんですよね。
等々力渓谷を散策してみた感想
何年かぶりに訪れた等々力渓谷。
全長約1キロほどの短いエリアに古墳だったり、抹茶を頂けるお茶屋さんがあったりと週末の日帰りで訪れる観光スポットとしてはとても良いところですし、都会の喧騒を忘れて自然を満喫したい人にお勧めの場所です。
実際歩いていると、デートで訪れているカップルであったり、女性同士で訪れている人が多いです。
今回は紅葉の季節に訪れたのですが、紅葉の写真を撮りたい人なんかにも良いのかもしれませんね。