河津桜まつりをはじめ、伊豆高原や下田など伊豆半島へ観光に行く際に利用するのが特急踊り子号です。
この踊り子号の指定席券をネットで予約購入できるのがJRの「えきねっと」です。
ただ、伊豆旅行でえきねっとを使う場合、切符を受け取れない危険性があります。
伊豆急行線の駅でえきねっとの切符は受け取れないし、発券も出来ない
伊豆観光を終えて、駅に向かうまでの間に、帰りの踊り子号を予約しようと思う方もいると思います。
実際私も、河津桜まつりに行った帰りに、東京へ帰る踊り子号の予約を「えきねっと」でしようとしました。
しかし、えきねっとで踊り子号の指定席券を予約購入しても、伊豆急下田駅や河津駅、伊豆高原駅といった伊豆急行線の主要駅では切符の発券及び受け取りはできません。
これは券売機だろうが、窓口だろうが同じです。
そもそも、えきねっとで予約した切符が受け取れるのはJR東日本の駅だけとなっています。
そのため、伊豆観光をして、えきねっとで踊り子号の予約をしても、切符を受け取れるのはJRの伊東駅まで行かなくてはならないのです。
下田駅や川津駅、伊豆高原駅から踊り子号に乗るつもりで、えきねっとで切符を予約購入したのに、伊東駅まで約1時間かけて普通電車に乗らないといけないのはおかしな話です。
しかし、現実はそうなっています。
もし、伊豆急の駅から踊り子号に乗る場合は、駅で切符を買うようにしてください。
伊豆にいる際にえきねっとで踊り子号の指定席を予約購入した場合の対応
もし、伊豆から東京へ帰る際に、えきねっとで踊り子号を予約購入してしまった場合は、キャンセルして、払い戻し手続きをしましょう。
払い戻しには手数料が発生しますが、何もしないと正規料金が徴収されてしまうので、納得がいかなくても手続きをしましょう。
踊り子号の利用者視点で見れば、なぜ伊豆急の駅で切符を受け取れないの?と思うかもしれませんが、そこはJRと伊豆急という異なる会社の壁なのかもしれません。
2020年3月14日からは、新型の踊り子号として「サフィール踊り子」号の運行が開始されます。
競合他社がいない路線のため、何かとおなざりになっている伊豆路線。
新型特急だけでなく、システム面でもサービス改善が求められます。