改装後の飛鳥Ⅱに乗船して、3泊4日の国内クルーズに乗船してきました。
再開後間もないためか、乗客は非常に少ない状態で、各種イベントやディナーを見た感じでは150人から200人程度だったと思います。
今回は、利用したDバルコニーの客室紹介などこれから初めて飛鳥Ⅱに乗船しようと思っている方向けに、解説していきたいと思います。
飛鳥Ⅱの客室グレードを簡単に確認
飛鳥Ⅱには6つの客室が用意されています。
- K・Fステート
- D・Eバルコニー
- D3ディートリプル
- Cスイート
- Aアスカスイート
- Sロイヤルスイート
出典:飛鳥クルーズ 客室紹介
この6つの部屋が7階から10階の4階に別れています。
デッキ7 プロムナードデッキには、KステートとFステート、としてD3ディートリプルがあります。
デッキ8 ホライゾンデッキには、KステートとEバルコニーがあり、デッキ9 シーブリーズデッキにはDバルコニーがあります。
そして、デッキ10 アスカデッキには、CスイートとAアスカスイート、そしてS ロイヤルスイートの各スイートとあります。
基本的には、階が上がるごとに料金が高くなります。
DバルコニーとEバルコニーに違い
飛鳥Ⅱの客室で一番人気なのが、バルコニーがあるDバルコニーとEバルコニーです。
この2つは、客室の階が違うだけで、部屋の広さや構造は同じです。
ただ、9デッキにあるDバルコニーの方が少しお値段が高くなっているという違いがあるのと、乗船時や下船時には9デッキの方が優先されるという違いがあります。
また、Eバルコニーは、Dバルコニーに比べてバルコニーからの視界が若干遮られるケースがあります。
これは、飛鳥Ⅱの船体両サイドにある救助艇が7デッキと8デッキにあるためです。
Eバルコニーの場合、バルコニーの真正面の視界は確保されていますが、横や斜めの視界は救助艇に遮られるケースがあります。
また、船の構造上、上の階の方が揺れやすいということがあります。
飛鳥Ⅱは、揺れ抑制装置が備わっているため、乗船中の80%は揺れは気になりませんでしたが、船酔いしやすいという方はEバルコニーの方が良いかもしれません。
Dバルコニー3泊体験談
3泊4日の国内クルーズでDバルコニーに泊まってきましたので、実際に宿泊してみた感想がてら部屋の内部をご紹介していきたいと思います。
KステートとDバルコニーの違い
KステートとDバルコニーで一番の違いがこのバルコニーの有無です。
日中のクルーズ中にゆったりする時や、朝起きて日の出をみたり、日没や月明かりの夜景を楽しむことが出来ます。
部屋の広さ自体はDバルコニーとKステートの客室で基本的に違いはありません。
ただ、KステートやFステートの場合、Dバルコニーと違い窓の外は救助艇となっているので部屋からの眺望は期待できません。
ただ、7デッキの外に出れば船上から外の景色を楽しむことはできるのでショートクルーズの場合は、バルコニーの有無はそれほど気にならないかもしれません。
冷蔵庫とフリードリンクの中身
冷蔵庫に毎日ペットボトルが6本補充されます。
- ミネラルウォーターが500mlで2本
- 生茶(ほうじ茶)が500mlで2本
- オレンジジュースが350mlで2本
毎日メイドさんが、午前中にベッドメイキングや清掃作業をしてくれる際に補充してくれます。
飛鳥Ⅱ乗船中は、アルコールや紅茶、コーヒー含めカフェやレストランで基本的にフリードリンクなんですが、朝起きた時やお風呂上がりの水分補給に重宝しました。
冷蔵庫の下には、金庫とタンスがあります。
タンスの中には、ドライヤーと、セルフサービスですが、洗濯機や乾燥機を使う際に利用するランドリーバックが入っています。
クローゼット
Dバルコニーのクローゼットは、上の写真を見ていただければ分かるように、一般家庭のウォークインクローゼット並に余裕があります。
ハンガーも10本以上は用意されています。
ビジネスホテル用に消臭スプレーも用意されています。
クローゼットには、硬さの異なる枕や毛布なんかも格納されています。
バスルームとトイレ
Dバルコニーは、ユニットバス仕様です。
トイレは、ウォシュレットになっています。
アメニティも一般的なホテル並に一通り揃っています。
ちなみに、飛鳥Ⅱは改装後に最上階の12デッキに露天風呂を含めた大浴場が出来ました。
今回私は、客室のバスルームを殆ど使わず、大浴場を使いました。
大浴場にはジャグジー風呂2つに、通常の大浴場が1つ、そして露天風呂が2つもあるので、絶対こちらを利用した方が良いです。
テレビとデスク
飛鳥Ⅱの滞在中には殆ど利用しなかったのですが、Dバルコニーにはデスクもあります。
デスク上には、コーヒーやお茶などのアメニティ以外に、電源が集まっています。
通常のコンセント以外に、USB端子も付いています。
ちなみにベッドの脇に電源が無いので、寝るときにスマホを充電する際は、デスク上の電源を使うことになります。
デスクの反対側にはテーブルとソファーがあります。
デスクの反対側にはテーブルとソファーがあります。
部屋には大型液晶テレビがあります。
このテレビで地上波は見ることができません。
主に飛鳥Ⅱの船内情報や航路情報が見れる他、日テレNEWS24と映画を視聴することができます。