盆休みに静岡県浜松市にある鍾乳洞「竜ヶ岩洞」に鉄道とバスを使って行ってきました。
なんかの雑誌で見た時から行ってみたいと思っていたのですが、竜ヶ岩洞へのアクセスは車がないと行けないという印象を持っていて、行くのを諦めていました。
でも、公式サイトのアクセス情報を確認したところ、電車とバスで行けるようだったので、連休を利用して行ってきました。
竜ヶ岩洞までのアクセス
竜ヶ岩洞へ行くには車が便利です。
しかし、実際に行ってみて分かったのですが、観光スポットとして人気が出てきているのか、連休中なんかは非常に混んでいて、駐車場の空き待ちが発生していました。
私の場合、そもそも車を持っていないので、必然的に公共機関を利用する事になりましたが、実際電車とバスで行ってみましたが、不便は感じませんでした。
電車とバスでの行き方
竜ヶ岩洞へ電車とバスで行くルートは2通りあります。
1つがJR浜松駅まで列車で行き、そこから浜松バスターミナルの15番ポールから出ている遠鉄バス「奥山行き」で行くルート。
もう1つが静岡のローカル鉄道である「天竜浜名湖鉄道」で金指駅まで行き、そこから遠鉄バス「奥山行き」で行くルートです。
いずれもバスでは竜ヶ岩洞入口というバス停で降ります。
バスの所要時間は浜松駅からだと約50分、金指駅前からだと約15分となっています。
今回私は、静岡のローカル鉄道である「天竜浜名湖鉄道」に乗るのも目的の1つだったので、このローカル線に乗車して金指駅まで行って、そこからバスで向かいました。
天竜浜名湖鉄道の金指駅
竜ヶ岩洞の最寄り駅は、天竜浜名湖鉄道の金指駅になります。
天竜浜名湖鉄道の駅は、その多くが登録有形文化財に登録されていて、それが見どころの1つとなっているのですが、金指駅も登録有形文化財に登録されていす。
天竜浜名湖鉄道は、静岡県の掛川駅と新所原駅間を39駅を結ぶ路線で、金指駅までは、掛川駅からだと約1時間、新所原駅からだと約40分となっています。
天竜浜名湖鉄道の各駅は、殆どが無人駅ですが、この金指駅は有人駅となっています。
駅舎の中のスペースはそこそこあるので、列車の待ち時間に待合室で待つのも苦痛ではないと思います。
駅舎の中にあった天竜浜名湖鉄道と戦国BASARAのコラボポスター。
ローカル鉄道には最近はこういったポスターが多いですねー
遠鉄バス、金指駅前バス停
私が金指駅に行った時には、駅を出たところにある広場にタクシーが2台ほど停まっていました。
もし複数人で竜ヶ岩洞へ行くならば、金指駅からタクシーを利用するのも良いかもしれません。
ただ、必ずしもタクシーが待機しているわけではないので、注意してください。
また、竜ヶ岩洞にはタクシーは待機していないので、帰りもタクシーを使いたい場合は、呼ぶ必要があります。
それでは、バス停に向かいます。
金指駅を出て、信号がある交差点までまっすぐ進みます。
その信号を右に曲がると、バス停が見てます。
ここから遠鉄バスの「奥山行き」行きに乗車するのですが、バスは平日だと大体1時間に2本運行されています。
バスに乗車する時には、整理券を取りましょう。
整理券には、QRコードのようなマークが印字されていて、これを降りる時に支払い箱に入れると読み取って支払い料金が表示されます。
ICカードのSuicaとPASMOは利用出来ません。
また、お子さんと一緒に行かれる方は、整理券を入れる前に運転手にお子さんがいることを伝えましょう。
そうしないと子供料金が適用されず、大人料金になってしまいます。
金指駅のバス停から竜ヶ岩洞の最寄りバス停である竜ヶ岩洞入口までの料金は片道340円となっています。
竜ヶ岩洞入口バス停
竜ヶ岩洞入口のバス停で降りたら、上の写真に示したルートのように横断歩道を渡って、先に進みます。
先を見ると竜ヶ岩洞の看板が山肌に見えてきます。
更に進むと、川を渡る橋が見えてきます。
橋を渡った先の右側には、竜ヶ岩洞の駐車場が1つあり、橋の先には別の駐車場待ちをしている車の列が見えています。
ここを道なりに進むと竜ヶ岩洞に到着です。
バス停からだと5分から10分ほどの距離になります。
バス停からの徒歩ルート全体は下のような地図になります。
竜ヶ岩洞の感想(見どころと注意点)
竜ヶ岩洞に着きました。
入口前には券売所があるので、ここでチケットを購入して内部に入ることになります。
竜ヶ岩洞周辺には、ちょっとした広場と売店、そして食事処があります。
レストランではとろろランチを頂きました。
とろろが有名なんですかね?とろろ系のメニューが多かったです。
広場にはステージが用意されているのですが、なぜかここで行われていた若手ミュージシャンによるライブが竜ヶ岩洞の雰囲気とは全然合わず台無しにしていたのが残念です。
竜ヶ岩洞内部は、ライトが多く設置されているのですが、ここでも趣向を凝らしすぎたのか、カラフルなライトアップをするなど自然を損なう感じが残念でした。
また、混雑している日は、洞窟内が写真撮影禁止という処置が取られている点も残念でした。
SNSの時代、TwitterにしろInstagramにしろ、この鍾乳洞をより宣伝してもらうのに内部の写真撮影についてはもっと寛容になってもらいたいと思いました。
もちろん事故が発生しないようにするための処置でもあるのでしょうが、全てを撮影禁止にするのはどうなのかな?と思いました。
特に、竜ヶ岩洞内部で1番の見どころである高さ30メートルにも及ぶ滝については、写真を撮りたかったです。
ということで自分では写真撮影出来なかったのでInstagramにアップされている写真を紹介しておきます。
☀️ 鍾乳洞の中涼しすぎた #竜ヶ岩洞
売店の裏側には、気になる看板が・・
観光名所によくある顔ハメです。
工事現場を模した顔ハメなので、女性の顔ハメ姿は中々シュールでした(笑)
竜ヶ岩洞の見学を終えて、またバス停に戻ってきました。
竜ヶ岩洞から金指駅や浜松駅方面のバス停には待合所が用意されています。
ここで待合所に貼ってあったポスターに目が行きました。
私が行った8月14日の前日まで、刑務所による作業製品が展示販売されていたようです。
中々ない機会なのでこれは見たかった!
以上、 静岡県浜松にある有名な鍾乳洞「竜ヶ岩洞」に天竜浜名湖鉄道と遠鉄バスで行ってみたでした。
洞窟内部の写真を撮りたい方は、混雑していない平日に行った方がいいですよ~