2020年改装後の飛鳥Ⅱに乗船して3泊4日の最新クルーズを楽しんできました。
今回は、飛鳥Ⅱで味わった食事についてブログでレポートしていきます。
飛鳥Ⅱのディナー
3泊4日の国内クルーズということで、今回は3回のディナーを楽しむことができました。
3日間通じて、個人的には飛鳥Ⅱの食事やディナーは非常に美味しかったのですが、味に煩い常連さんなんかですと”まずい”と思う方もいるようです。
通常2回制のディナーが宿泊者減少で1回制に
飛鳥Ⅱのディナーは通常2回制となっていますが、今回は2020年11月のクルーズ再開後間もなく、参加者も最低人数ギリギリの200人前後であったため、当初予定の2回制から1回に変更となりました。
実際ディナー会場のフォーシーズン・ダイニングルームでは、かなり空席が目立つ状況でした。
夕食が2回制の場合、食事の時間帯については希望が受け付けられます。
ただ、希望の優先は客室のグレードやこれまで飛鳥クルーズ宿泊数によって優先度が変わります。
具体的には、客室がS・A・C・D・Eの順に、それぞれこれまでのクルーズ宿泊数が多い順に希望が優先されます。
下記記事でDバルコニーとEバルコニーの違いについて解説していますが、こういった細かい所の違いもあります。
スイートの宿泊客は別部屋で夕食が可能
ロイヤルスイートとアスカスイートの宿泊している方は、夕食する場所が11デッキのプレミアムダイニング「ザ・ベール」となります。
Cスイート以下の客室に泊まっている人は、プレミアムダイニング「ザ・ベール」でディナーは食べれません。
尚、ロイヤルスイートとアスカスイートに宿泊している人の家族や友人などの関係者で、Cスイート以下の客室に宿泊している人は、「ザ・ベール」は利用できません。
もし、一緒にディナーを食べたい場合は、他の宿泊者と同じフォーシーズン・ダイニングルームとリドカフェ&リドガーデンを利用することになります。
1日目のディナー
1日目のディナーは、メインコースとデザートは選べる形でしたが、クルーズ初心者ということでシェフお勧めの黒毛和牛のロースト マデラ酒風味の茸ソースとモンブラン ほうじ茶アイス添えにしました。
これら食事に加えて、フリーアルコール飲料の赤ワインとスパークリングワインを頂きました。
飲み物は、無くなったタイミングでウェイター・ウェイトレスさんが追加の飲み物について聞いてくれます。
2日目の山野辺 仁シェフによるスペシャルディナーが急遽キャンセル
飛鳥Ⅱ2日目のディナーは、当初「銀座やまの辺 江戸中華」の山野辺 仁シェフによるスペシャルディナーが予定されていましたが、急遽キャンセルとなりました。
この情報は、乗船前日のお昼に旅行会社から電話で知らされましたが、既に旅行の準備や仕事の休暇を取り付けていたのでキャンセル出来る状態ではありませんでした。
キャンセル料はかからないということでしたが、キャンセルという選択肢は事実上ありませんでした。
これに関しては非常に残念でした。
ということで、二日目のディナーも飛鳥Ⅱのシェフによるディナーとなりました。
今回の件は、飛鳥Ⅱのシェフなどスタッフ側にも相当迷惑がかかったと思います。
当日の食材やメニューはどうなるのだろうか?と心配しましたが、当日は飛鳥Ⅱシェフからの謝罪と、ディナーに関する意気込みについてディナー会場で説明がありました。
本当にご苦労さまですという気持ちとプロ意識を垣間見た感じです。
デザートは、イチジクのコンポート グランマニエのアイスでした。
3日目のディナーは、写真を撮り忘れたためメニュー表だけアップしておきます。
飛鳥Ⅱの朝食は和食と洋食から選べる
飛鳥Ⅱの朝食は、和食と洋食から選ぶことができます。
和食は、朝7時から9時までの時間で、ディナーを食べる時と同じ5デッキのフォーシーズン・ダイニングルームで頂けます。
洋食は、朝7時から9時半までと和食よりも30分長い時間営業していて11デッキのリドカフェ・リドガーデンにて食べることが出来ます。
和食の朝食は、まさに旅館の朝食といったイメージでしょうか。
ご飯やお味噌汁に魚料理、温泉卵や梅干しに納豆、そしてデザートといったメニューとなっていました。
量は朝食としては多いと感じました。
男性の私は、朝から大満足の量でしたが、女性の方は残している方もいましたね。
それに対して洋食の朝食は、サラダにスープにメインの料理が1品とデザートと軽めです。
朝はあまり食べれないという方は洋食の方が良いですね。
また、和食の朝食は基本的に日々同じメニューでしたが、洋食の朝食は、日によって若干メニューが異なりました。
※クルーズによって異なります。
洋食の朝食は、11デッキのリドカフェ・リドガーデンで食べるので、海を眺めながらゆったりと食事をとることができます。
ランチと軽食の内容
昼食のランチも和食と洋食から選べます。
洋食の方は軽食に近い感じです。
例えば、今回私が食べたのはドライカレーバーガーのセットです。
味としては、高級ハンバーガーショップ並でジューシーでボリュームも満点でした。
フリードリンクには、ビールやワインなどのアルコール類も提供されているので、お昼からでしたがビールもいただきました。
また、バーガー以外にもパスタ系も提供されています。
サラダやデザートなどのサイドメニュー以外は日々違うものを選ぶことが出来ます。
レイトナイトスナックという名の夜食
夜10時から11時30分まで、11デッキ後方にあるリドカフェ&リドガーデンでは毎晩夜食が提供されています。
乗船中1回だけ夜食を頂きました。
毎日の予定が記載されているASUKA DAILY(アスカデイリー)には、ほうじ茶蕎麦などと書かれていたので、てっきり蕎麦だけかと思っていたのですが、実際には蕎麦以外にチヂミや海鮮ちまきにデザートまで付いていました。
特に蕎麦は、汁が美味しかったですね。
夜食ということで、麺の量は少ないので胃に負担をかける心配もありませんでした。
マリナーズクラブで演奏を聞きながらお酒を嗜む
6デッキにあるマリナーズクラブでは、夜はピアノなどの演奏を聞きながらお酒を嗜むことができます。
一部アルコール類が有料になりますが、ワインやビールにウィスキーや日本酒など無料で飲めるアルコール類も豊富に用意されています。
お酒とともにおつまみやお菓子も一緒に提供されます。
飛鳥Ⅱのカフェはほぼ一日中営業していて無料でお茶を楽しめる
飛鳥Ⅱでは、11デッキにあるビスタラウンジやパームコート、6デッキにあるザ・ビストロでほぼ1日中カフェ営業を行っています。
そのため、食事時間以外でもイベントが無い暇な時なんかは皆さんこういった場所でお茶をしています。
飛鳥Ⅱオリジナルブレンドジュースやホットジャムティなどちょっと変わった物も提供されます。
基本無料でお茶が出来るので利用しないのは勿体ないです。